導入検討の比較ポイントがわかる!
サイトコントローラの選び方と比較表
施設規模や対応する予約サイトなど、サイトコントローラーを選ぶときに確認すべきポイントや注意点を徹底解説!
サイトコントローラーとはYahoo!トラベル・楽天トラベル・Booking.com(ブッキングドットコム)など、複数の宿泊予約サイト(オンライン・トラベル・エージェント、以下OTA)とホテル・旅館のホームページ予約システムを一元管理できるオンラインシステムのことを指します。
ホテル・旅館など宿泊施設の稼働率アップには複数のOTAに登録することが近道ですが、各OTAの管理画面で管理・設定を行うのは非効率ですし、ダブルブッキングのようなトラブルも生じやすいです。
これらの課題を解決する手段としてサイトコントローラーがあります。
在庫・料金管理 | 複数のOTAに登録している残室や料金など複数の情報を一括で管理(変更・更新)ができる。 |
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予約管理 | 予約日・チェックイン日・予約者情報・宿泊プラン・泊数など一覧で予約状況を確認できる。 |
料金ランク設定 | 季節や祝日、曜日、繁忙期など状況によって料金を変動させたい場合、異なる料金ランクを設定することができる。 |
データの蓄積 | 販売実績・部屋タイプやプラン別の稼働率など蓄積したデータをグラフ化したりCSVでダウンロードすることができる。 |
URL | https://www.temairazu.com/ |
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特徴 | 手間いらず株式会社(Temairazu, Inc.)が運営。サイト連携数は国内チャネルマネージャーでNo.1。世界規模での集客が可能。 2017年1月「Booking.com(ブッキングドットコム)」の国内初の推奨サイトコントローラーに推奨される。 2017年7月、世界最大手の『Airbnb』と国内予約サイトコントローラー初のシステム連携を行なった。 ホテルシステムだけでなく、ケーキ総合通販サイト「Cake.jp」と連携し宿泊予約と同時にケーキの発注・手配を済ませるなど多様なニーズに応えられるよう事業を進化させている。 自動調整機能 24時間365日、在庫の自動調整が行われるため、売れ残りのリスクを減らすことができる。 在庫数の増減に応じて販売先のサイトを自動手仕舞いすることができ、稼働の高い日・チェックイン間近・自社販売のみになるよう調整する機能がある。 グループ施設対応 各店舗の状況を一つの管理画面でまとめてチェックできるため、グループ施設の運営にも対応している。 OTAと旅行会社を一元管理可能 実店舗で旅行プランを販売する旅行会社(TTA)も含めた一元管理が可能なため、幅広く出稿する施設のニーズにも応えられます。 レスポンシブ対応 管理画面はPC・タブレット・スマホ対応。 |
URL | https://www.seanuts.co.jp/lincoln/ |
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特徴 | 株式会社シーナッツが運営。導入施設数は約4,200件。 株式会社シーナッツは株式会社リクルートと株式会社JTBの共同出資で設立された。 OTAと旅行会社を一元管理可能 実店舗で旅行プランを販売する旅行会社(TTA)も含めた一元管理が可能なため、幅広く出稿する施設のニーズにも応えられる。 連携強化
統計データ 10種類の統計データを集計できる。PMS(ホテルシステム)では管理しづらい販売店別やプラン別の統計も即座に出せるため分析しやすく、販売促進戦略も立てやすい。 管理画面はわかりやすいインターフェイスのため操作がしやすく、表やグラフで表示されたデータは資料作成にすぐ活用することができる。CSVデータ出力も対応。 サポート体制 基本方針として1日の対応件数を目標とするのではなく、1件1件ていねいに寄り添った対応をすることを重視しているため対応時間や内容に制限がない。 また、サポートをするだけでなく施設から寄せられた意見を基にバージョンアップを行うという利用者側の立場に立ったサービスを提供している。 FAQサイトも用意されているため、場合によっては問い合わせをせずに解決することもできる。 |
URL | https://www.neppan.com/ |
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特徴 | 楽天グループである株式会社クリップスが運営。 無料の「ねっぱん!サイトコントローラー」は2019年6月末日でサービスを終了し、新たに有償で「ねっぱん!サイトコントローラー++(プラスプラス)」を提供開始した。 有償に転換した理由は、外資系含むOTAの急速な拡大・技術の進化に対応するため、開発スピードやサポート体制の充実が必要だと考え、サービスのバージョンアップを行うために有償へ切り替えることになった。 レスポンシブにはすでに対応済み。PCがない場所でも気軽に情報の確認・変更ができる。 ■新機能 ノーショー(No Show)対策
プラン一括登録・自動延長機能 複数のOTAに対し一括でプラン登録が可能。入力ミスや修正が減り業務効率化を図ることができる。また、指定OTAであればプランの販売期間を一括で延長できるため、販売ロスのリスクを減らすことができる。 サンクスメール機能 予約成立後・宿泊日前後に自動でメールを配信することができる。キャンセルの低減やアップセル(以前よりグレードの高いサービス購入を促すこと)・リピーターを囲い込みなどに効果がある。 グループ企業対応 グループ企業は再ログイン不要で施設の切り替えができ、分析データをグループ全体として一括集計することも可能。 サポート強化
施設向けの勉強会開催 「ねっぱん!サイトコントローラー++」の機能を効果的に活用できるよう、施設向けに月一回、無料の勉強会を開催。 操作代行サービス ねっぱん!スタッフが施設に代わり一部操作を代行するため操作に不慣れな施設スタッフや人材不足で手が回らない場合など施設側の負担が緩和される。※申し込み順での対応 |
URL | http://www.raku-2.jp/ |
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特徴 | 鉄道情報システム株式会社(略称JRシステム)が運営。 JRシステムは1986年、国鉄の民営化を機に全国のJR各社にまたがる情報システムを管理する会社として設立された。 「みどりの窓口」をはじめとするJRの予約・販売システムで培った技術と、セキュリティ対策が完備された自社データセンターで安定したサービスを提供している。 OTAと旅行会社を一元管理可能 実店舗で旅行プランを販売する旅行会社(TTA)も含めた一元管理が可能なため、幅広く出稿する施設のニーズにも応えられる。 安心の年中無休サポート 年中無休、365日サポートのサポートがあり、土・日・祝も営業している宿泊業界にはありがたいサービスです。受付時間は9:00~18:00まで。 ユーザビリティの高い管理画面 施設の声を反映し、直感的に操作ができるインターフェイスにリニューアル。ひと目で最新の稼働状況(予約・在庫等)を把握できるようになり、少ない操作で目的のページに遷移できるようになった。 PMSとの2WAY連携機能 PMSのフロント会計システムと連携する機能があり、予約データや在庫データを会計システム側で修正する必要がない。 |