TOWAピュアコテージ 様
ホテル管理システム「Dynalution」導入事例 TOWAピュアコテージ 様
「D-Lipeat(ディーリピート)」で
LINEを通じた事前チェックインの促進と、
客室精算によるチェックアウトの手続き削減で、
フロントの業務DXに貢献。
TOWAピュアコテージ 様
東京ドーム170個分の広大な「那須ハイランド」の敷地内にグランピング、一棟貸しなど多様な客室を擁する那須ハイランドパーク公式ホテル。愛犬と宿泊できる客室もあり、家族や大切な人と思い出に残る時間を過ごすことができます。
TOWAピュアコテージ 様の概要・導入背景
導入前の課題
- 繁忙期には、チェックイン・チェックアウトの時間が重なり、1時間以上の行列ができていた。
導入後の成果
- 1時間以上だった行列が5分~10分ほどの待ち時間に削減。
- D-Lipeat
- 事前チェックイン
- 客室精算
- 客室精算の利用率が50%を超える日もあり、お客様からの反応も好意的。
- 客室精算
- LINE公式アカウントの友だち数が約3カ月の運用期間で一気に3,000人までに増加。
- D-Lipeat
今後の展望
- さらなる業務効率化を図りつつ、お客様に寄り添ったサービスに時間をかけることで、より顧客満足度の向上を目指していきたい
- D-Lipeatを通じて増えた友だちに対してのアプローチをすることで、自社予約を伸ばしていきたい。
施設エリア | 栃木県 那須 |
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客室数 | 310室 |
導入システム | ※各機能の詳細はリンク先にてご確認いただけます |
ホテル管理システム「Dynalution」を導入した施設様の声
ダイナリューション導入前の課題をお聞かせください。
ダイナリューションの導入前に使っていたシステムでは、増築による部屋数増加後の運用に耐えられなかったことや売掛の処理、各種OTAとの連動ができないなどの課題があり、新しいPMSの検討を行ったと聞いています。
現在はダイナリューションの導入により、それらがすべてクリアになっています。
ダイナリューションでどのようなオプションや機能を活用されているかをお聞かせください。
当施設の特長でもありますが、部屋タイプが多く、運用が煩雑な部分については、予約に紐づくメモ機能やリマインダーを活用することで、チェックイン時もスムーズにご案内ができています。
「D-Lipeat」「事前チェックイン」導入の決め手をお聞かせください。
「D-Lipeat」はメールアドレスと違い、電話番号を使ってLINEで通知が送れるため、基本的にほぼ全ての人に届くのが、大きな決め手でした。
課題としては、予約したままキャンセルを忘れているゲストに、予約確認メールを送ってキャンセルしてもらいたいと思っていました。 OTAなどからの予約の場合、連携される顧客情報が限られていますが、電話番号なら全員に送れるのが魅力でした。
「事前チェックイン」に関しては、対面でのチェックインの際、紙に書いていただく時間の削減につながるという点です。 特に大人数でご宿泊の場合、お名前や車のナンバーなど情報が多く、記載するゲストもその後のゲストもお待たせする時間が長くなっていました。
「D-Lipeat」「事前チェックイン」を導入してよかったことをお聞かせください。
導入前の前年のゴールデンウイークには1時間を超える行列ができていましたが、今年は「D-Lipeat」を経由した「事前チェックイン」の利用率が平均38%と高く、レジカードの記入でお待たせすることがほとんどありませんでした。
その他にも口頭で説明していた近隣施設の利用などを丁寧な説明の紙を用意する配慮も行い、合計で1組1~3分ほどの短縮となりました。
効果としては、おそらく1日180分ほどの時間削減に繋がったと思います。
またLINE公式アカウントの友だち数は、純粋にD-Lipeat経由で増えており、約3カ月の運用期間で3,000人までに増えました。 せっかく友だちが増えたので、今後は定期配信を行うなど、自社予約アップに向けた活用もしていきたいと考えています。
「客室精算」導入前にどのような課題があったかお聞かせください。
那須ハイランドという東京ドーム170個分の敷地にあって、1棟貸し別荘のため、極端な話ですが、チェックインもチェックアウトも、本来はフロントがほとんど必要ありません。
フロントに寄らず、お客様になるべく滞在時間を長く楽しんでもらう仕組みを作るにはどうしたらいいかと考えていました。
例えばオンライン予約のタイミングで事前決済いただいていれば、フロントで精算は発生しないので、チェックアウト時には鍵を返すだけというオペレーションができます。
しかし、入湯税がかかるお部屋は、どうしても現地精算が必要になるのが課題だったため、まさに「客室精算」のソリューションとマッチした状況でした。
「客室精算」を導入してよかったことをお聞かせください。
繁忙期である今年のゴールデンウィーク中は300組のうち約150組超の方に使っていただき、50%以上の利用率となりました。 想定では20%ぐらいを目標としていたので、嬉しい誤算でした。
お客様からも「すごい、そんなことができるんだ」というポジティブな反応もいただいています。
少し反省点を挙げるとすると、フロントの列とは別に事前精算いただいた方の鍵の受取を行っていたのですが、フロントの列に並んでしまわれた方も一定数いらっしゃいました。
今後は、事前精算された方へのお声がけや導線を工夫することで、お客様に事前精算することのメリットをより感じていただけるようにしていきたいと思っています。
Dynalutionをどのように活用していきたいかお聞かせください。
次のステップとしては、この先チェックイン時間をさらに短縮するにはどうしたら良いかというのが新たな課題なので、一緒にお話していきたいと思っています。
人を機械に置き換えるのが本当に短縮に繋がるとは限らない気がしているため、何をどう置き換えるかは熟考していきたいです。
Dynalutionを活用しながら業務効率化を行い、削減された時間をお客様に寄り添ったサービスにかけることで、より顧客満足度の向上を目指していきたいと考えています。
TOWAピュアコテージ 様の施設情報
施設名 | TOWAピュアコテージ |
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住所 | 栃木県那須郡那須町大字高久乙字遅山3376番地 |
施設HP | https://www.pure-cottages.jp/ |